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生き別れた双子の実際にあったドラマ [海外の話題]

生まれた直後に生き別れになり、実際に兄弟だとか姉妹だとか気付かない
うちに、憎み合い殺し合いになるとか、逆に妙に気が合うカップルとして
結婚することになる直前に事実が発覚して悲劇になるとか、映画やドラマ
では、割とよくある題材なんですが、英国で実際に双子の男女が生き別れ
運命に導かれるようにして結婚をしたものの、身元が判明して結婚が無効
になるという出来事が10年ぐらい前にありました。

twins.jpg

あまり例はないみたいですが、特に繋がりの強い双子の場合には、片方が
怪我をしたりすると、もう片方の人も同じ部位が腫れたり痛みを感じると
いうようなこともあるようで、人間の科学レベルでは解明できない繋がり
みたいなものがある場合もあるようで、今回も同じ国内とはいえ何千万人
もいる同国人の中で、わざわざ二人が愛し合う関係になってしまった、と
いう部分に、見えざる運命の糸みたいなものを感じます。


今回の例は、一つの悲劇として英国内では受け止められたわけなんですが
この悲劇を繰り返す危険性のあることとして、体外受精の出生証明の件も
問題の根幹にあることとして見直しが求められています。

英国の法案によれば体外受精の場合、出生証明の父親、または母親の欄が
未記載になる(精子提供者、卵子提供者であって親ではないという理屈)
可能性があることから、例えば同じ精子提供者から生まれた異母兄妹だと
した場合、それぞれに母親の名前は判っても、父親の名前は判らないので
近親同士の結婚でありながら、それが誰にも判らないということになり、
二人の間に生まれた子に遺伝的な問題が発生することが懸念されるという
ことになるわけです。

日本の場合はどうなのかわかりませんが、精子や卵子の提供者を戸籍上の
親としてしまった場合、相続とか親権問題とか本来の悩みとはまた違った
次元でのトラブルに発展しかねないので、提供者はあくまでも提供者で、
それ以上の介入も名前の告知もしない方が良いとは思いますが、その子の
代になると、またもっと複雑な問題が発生することになるということが、
実証されてしまったわけですから、なかなか厳しく難しい問題ですね。

Falling-in-Love.jpg.jpg

運命の出会いは、美しくドラマティックなだけでなく、時には残酷な悲劇
をもたらす場合もあるということがよく判る一件となったのでした。

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