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東京オリンピックの成功要素はゼロ [下世話な話]

アメリカのスミス大学のスポーツ経済学者、アンドルー・ジンバリスト氏
が日本外国特派員協会で記者会見を開き、2020年に首都圏での開催が
計画されている東京オリンピックは、成功する要素が見当たらないという
厳しい指摘をしました。

森喜朗のように自分自身の余命が後数年で、自分が死んだ後にでも会場の
片隅に名前が残れば幸せと思っているような自己中老人には関係のない話
なのかも知れませんが、一瞬の打ち上げ花火のような散財のツケをその後
何年間も税負担させられる現役世代にとっては、迷惑以外の何物でもない
話なんですが、自分自身の今後の身の振り方を真剣に考える必要性が出て
きた安倍晋三総理や交代が確定的な丸川珠代オリンピック担当大臣は既に
オリンピックのことなど考えてもいないでしょうから、総責任者が不在な
ままで無意味な予算が執行されていきそうな感じがしています。

オックスフォード大学の研究によれば、1960以降全てのオリンピック
が予算を超過し、特に1976年以降の夏季オリンピックでは252%の
予算超過が平均になっています。


東京オリンピックもすでに当初予算の200%を超えている段階のために
経済効果よりも開催による赤字が増加する見通しになっています。

tokyo-2020-olympic-3.jpg
全ての間違いの始まりはこの日

tokyo-2020-olympic-2.jpg
無邪気に喜ぶ、この人達は私財からいくら払うのだろう…

空港からの高速鉄道や会場候補地のへの道路整備など、ほんの一か月ほど
のオリンピックが終了した後は利用者が減ることは確実なインフラ整備に
費用をかける意味が不明確ですし、選手村の跡地をマンションとして売却
する計画も、豊洲市場と築地市場が併設されるという曖昧な決着によって
資産価値自体は下がることは確実で、建設費を回収することは絶対に可能
だというような発言は聞こえなくなっています。

tokyo-2020-olympic-1.jpg

国立競技場など新設の会場はテレビ中継を前提として観客席を大胆に減算
すれば良いと思いますが、金の亡者のIOCに観客席数の設営基準などを
押し付けられて10万人レベルの観客席を作るようにしていますが、実際
に有料入場者で満席になりそうなのは開会式と閉会式ぐらいのもので他の
競技の時には空席が目立つのが最近のオリンピックの常態と言えます。

最近では92年のバルセロナだけがスペインのカタルーニャ地方の観光
タイアップして成功していますが、東京はすでに世界で知られている都市
であるだけに、見知らぬ街である東京に興味を持って観光と冒険心を満足
させるためにオリンピックを見に来ようなんて人は極少数だと思います。

東京オリンピックの開催の是非を問う国民投票を実施して、終了後の財政
の予測も考慮しての判断を国民に問いかけるべきだと思います。

オリンピック経済幻想論 ~2020年東京五輪で日本が失うもの~
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