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半夏生にタコを食べる風習 [食べ物・飲み物]

今月の暦に半夏生(はんげしょう)がありました。(七月の始め)

今までは、あまり知られていなかったのですが、関西方面では、半夏生に
タコを食べるという風習があることが、生活雑学系のテレビ番組によって
少しずつ知られるようになってきています。

octopus-1.jpg

半夏生というのは、夏至から11日目にあたる日のことで、地域毎に諸説が
ありますが共通する内容としては、夏至から11日目のこの日は稲穂の生育
に一番大切な日なので、たこの足の吸盤のようにプクプクと実った稲穂に
なることを願って、たこを食べる習慣が出来たという話があります。


また、別の説では半夏生には神様がある種の毒を撒くので、毒消しの作用
のあるタコを食べるようになったという話もありますが、生活風習面から
検証すると、梅雨の真っ只中でもある時期ですので、現在よりもはるかに
激しい農作業をする人にとっては、梅雨明け後の暑い日差しの中での作業
に備えて体力を蓄える必要があったわけですね。

octopus-2.JPG

そこで、タウリンの豊富なタコを食べて(昔は、タウリンという名前さえ
知られていなかったとは思いますが…。)栄養補給をしましょう、という
生活の知恵として伝承されてきたようです。
※ 栄養について科学的に検証されていなかった頃からタコを食べると、
  滋養強壮の効果があると気付いていた昔の人は凄かったということに
  なるのではないかと思います。

タコに動脈硬化の予防や疲労回復の効果があることが長年の食生活の中で
実証されていたからこそ出た、半夏生=タコを食べるという風習ですから
現代でも有効と考えられているのかも知れませんが、何よりも土用の丑と
同じように商品拡販の伝承として、今後は更に「半夏生にはタコ」として
店頭での宣伝に活用されるされることでしょう。(^^)

ちなみに、味の点では夏のタコは一番不味い時期にあたるというのが大方
の料理人の評価のようです。

産卵時期と重なって栄養分の大部分が卵の方に行ってしまっているという
要因もありますし、タコは真水が大嫌いなので大雨によって増水した真水
が、大量に流れ込む時期には衰弱した状態になっていますので、健康的な
美味しいタコを望むのは無理だというのが、その理由になっています。

逆に、梅雨から夏のタコは柔らかくて美味しいという意見もありますので
食べた人の評価(感じ方)次第かも知れませんけどね。

octopus-3.jpg

実際のところ、市販のタコの80%以上はアフリカ産なので、日本での梅雨
の影響は皆無ですからね、味は安定していて特に大きな問題は無いのかも
知れません。(国内産の明石のタコは別として。)

octopus-4.jpg

アフリカ産と国内産を比較する場合は、吸盤の中の色を見て小豆色に着色
していれば近海ものの国内産で、白い場合はアフリカ方面からの輸入品と
区別が出来るとはされていますが、最近は産地偽装の手口も巧妙で悪質に
なっていますから、100%信じることは出来ないかも知れません。

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