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エアバスA350XWB・亀はウサギに勝てるか [政治・経済]
カーボンファイバーなどの軽量の新素材を多用した新世代航空機として、
当初の予定では既に就航して二年以上が経過しているはずのボーイング社
のB787=ドリームライナーが北京オリンピック時のデビューが間に合わず
さらには上海万博にも間に合わなくて、来年2011年の就航予定だとされて
いうことになっていますが、航空会社も期待感が失望に変わっているのか
あまり就航日を大々的に宣伝することが無くなっています。
このB787の開発スタートにより、中型機市場では壊滅的な打撃を受けると
予測されていたエアバス社はB787に対抗するべく、A350の開発に着手して
B787には納期では勝てないものの信頼性・安全性・経済性では優位を保ち
後発企業の不利を覆そうと鋭意、開発を進めていたわけですが延期に延期
を重ねたB787は2011年の本格導入も危ぶまれている状況になり、このまま
順調にパーツの製造が進むようならば、もしかしたら納期の点でもB787に
勝てるかもしれないという状況になってきています。
日本企業にとってはB787の製造における役割分担はかなりの仕事量であり
国内の航空機産業の空洞化を抑止する意味合いでも、かなり重要な機種で
あるとは思いますが、航空ショーでデモンストレーション飛行をする余裕
があるのなら、既存の契約先に可能な限り早く機体を納品する方が正しい
姿なのではないかと個人的には思います。
デモンストレーション=広報・宣伝活動であり、商業的に成功をするため
には必要なのは当然ですが、既に二年以上も顧客を待たせて一機も納入が
出来ていない航空機を販売するための宣伝というのに、少々奇異な印象を
持ってしまうのは的外れなことではないと思っています。
開発を始めた時点ではウサギのダッシュだったボーイング社がジリジリと
亀の歩みのエアバス社に追い詰められようとしているのは、日本の昔話は
海外でもしっかりと通用する寓話であることを証明したようです。
ただ、エアバス社も開発遅れの懸念があるようですので、ウサギとカメは
並んで熱中症で倒れるというオチがあるかも知れませんけどね。
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何か・何処となく、アメリカもEUも、
もう「得意分野」とか関係無くもの造りが
黄昏期なのだ、という表れみたいに思えて
きますね。
それにしても、ボーイング:suzuran様が
仰せの通り、まず「受注残」を果たすのが
筋ですよね。
by MIKE (2010-09-04 18:22)
MIKEさん:
コメントありがとうございます。
技術力が限界に来ているのか、開発部門の人達が
技術を競うことに疲弊してしまっているのか、「新」と
付くことがスケジュール通りに進まないのが常態化
しつつあるように思います。
「新素材」「新技術」「新工法」など、コンピュータで
納期管理されても、人間はコンピュータではないと
無言の抵抗と言うか、元々、人間をコンピュータで
管理するのが無理があるのか、いろいろな弊害が
纏めて出てきているように感じます。
ボーイング社には製造部門の遅れを取り戻すための
反省と対応が無いように感じます。
B767とB777を格安で貸すから文句言うなといった
問題ではないと思うんですけどね。
by suzuran (2010-09-05 07:52)