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映画ではないアウトブレイク [ヘルスケア]


かなり前になりますが、ダスティン・ホフマン主演でエボラ出血熱の感染
拡大をテーマにした「アウトブレイク」という映画がありました。

未知のウィルスが爆発的な感染力を持って街の人々に症状が広がり各地で
悲劇が起きるという映画でしたが、ここ最近になってパキスタンとインド
が発生源だとして問題になっている未知の細菌によって、ベルギーで死者
が出る事態になりました。

薬物に対して耐性を持つメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に、
病院内で感染して死亡するという例が以前に大きく報じられたことがあり
院内感染という言葉を一時期は非常によく耳目に触れたものでした。


今回、世界に広がりつつある薬物耐性菌は怪我をした部位から菌が侵入し
強力な抗生物質に対しても耐性を持つために効果が無く、ベルギーで死亡
した男性にも、抗生物質の投与はされたものの効果がなかったようです。

現在、問題が大きくなっているのはインドで美容整形手術を受けた人達の
中から100人以上の感染者が報告され、その中の37人は英国人だったため
インドで美容整形を受けた人(美容整形の費用が安いので英国から飛行機
に乗って整形手術を受けに行っている人達。)の中で、薬物耐性細菌への
感染や発症が心配され、さらに飛行機に乗って移動しているため同乗者や
同じ座席に座った人の間でも心配の声が上がっているようです。

現時点では感染者から健康な人に感染したという話は出てきていませんが
薬物耐性を持った遺伝子を持つ細菌が世界に拡散している状況を考えると
新型インフルエンザの時ほどではないにしても、感染予防のためには何が
必要なのかの情報を求めて世界の人々が騒ぎ始める日も、そんなには遠い
ことではないかも知れません。

院内感染だけが広がっていると思っていたら、経口感染や皮膚感染も相当
広がっている、なんてことになったらパニックも起きかねない状況であり
一難去って、また一難みたいなことになっています。

新種の細菌情報には当面は敏感に反応する必要がありそうです。

院内感染対策パーフェクトマニュアル院内感染対策パーフェクトマニュアル
藤田 次郎

ICTのための院内ラウンドマニュアル ねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書 病院内感染対策マニュアル―京大病院感染制御部(ICT) もっとねころんで読めるCDCガイドライン―やさしい感染対策入門書2 エビデンスに基づく院内感染対策のための現在の常識

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しょうたく

いくつかの薬は効くようです。まだ情報が混乱していますが、早く整った情報が流れるのを願います。
by しょうたく (2010-08-18 14:07) 

suzuran

しょうたくさん:
コメントありがとうございます。

未知のウィルスと聞くと、致死率とか感染の範囲などが
全く想像もできないので怖いですね。

手洗いの頻度を増やしたり、手を擦る時間を伸ばすなど
なんらかの対策が必要だと考えています。
by suzuran (2010-08-18 17:26) 

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