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人を食べてみたくなる人 [摩訶不思議]


もうかなり前のことになりますが、南米・パラグアイでラグビーチームが
移動用にチャーターした飛行機が雪山に墜落し、死傷者が出た事故があり
食料が尽きた生存者たちが、仲間の肉を食べて生き延びたという出来事が
ありました。(「生きてこそ」という映画にもなりました。)

救助された人たちは、仲間を食べたという罪の意識で意気消沈していたと
いうことですが、高い位の司教が「生きてこその人生であり、神は今回の
行為を許されるであろう」と諭したことで、事故後の人生を再び力強く、
歩き始めたということで、映画化が実現したわけです。


それに対して、神の許しは絶対にありえないだろうなぁ…、という事件が
何年か前にメキシコで起きています。

有名なのかどうなのかは、よく存じ上げませんがホラー作家ということに
なっていたので、知る人は知っているかも知れません。

最新作として、人間を食べるというテーマで小説を書いていた作家が自分
の元恋人の女性を手にかけて、クローゼットに胴体、冷蔵庫に肉槐を入れ
シリアルの箱の中に、肉を削ぎ落とした骨を入れているという状況で警察
の家宅捜索を受けて逮捕されたというものです。

事件を報じるニュースサイトによって油で揚げた人間の肉があったという
話になっているところあり、煮込んだ状態で置いてあったという説もあり
で、どんな現場だったのかが具体的には想像し辛いのですが、あまりにも
リアルな話だと、これまた問題ありだと思いますので、人の肉が調理して
おいてあったという事実が分かればそれで良いのかも知れません。

過去数年の間に、数人の女性を殺害したり拉致したりを繰り返していたと
いう話もありましたが、連続猟奇殺人事件という報道は無かったので憶測
で尾ひれが付いた話になっていた部分もかなりありそうです。

以前に読んだ本で、人間を食べる人の遺伝子には何らかの特徴がある、と
書いてあったような気がしますので、それが本当に証明されたとしたら、
重大な犯罪を未然に防ぐ確実な予防策を講じられると思いますが、現実は
なかなか机上の論理では解決できないようにも思います。

しかし、ホラー作家がそのまんまホラーを演じているというのも、何だか
妙に怖い話で、過去に何作か作品が作られた、旅行者を自宅に誘い込んで
連続殺人=快楽殺人の餌食にする「悪魔のいけにえ」「悪魔の沼」などの
映画(実話をベースにしたホラー)のような状況を想像してしまいます。



他の本で読みましたが、人間の脳は豆腐のようで美味しいとか、五歳まで
の男の子のお尻の肉が一番美味しいとか、人を食べた人というのは、大体
何らかのコメントを残したい性質のようで、やはり、なにか特殊な共通点
があるのかも知れません。

カニバリズムの系譜―なぜ、ヒトはヒトを喰うのか。カニバリズムの系譜―なぜ、ヒトはヒトを喰うのか。

図説 食人全書 聖なる飢餓―カニバリズムの文化人類学 人の殺され方―さまざまな死とその結果 (DATAHOUSE BOOK) FBI心理分析官―異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記 (ハヤカワ文庫NF) 眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

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