日本でも私が
小学生ぐらいの頃は、結構、交通事故死者は多くて交通戦争
という表現が朝礼時の学校の先生の口から出ていました。
私の
同級生やその家族の中でも、毎年一人程度の交通事故死者が出ていて
学校帰りに車にはね飛ばされたとか、電柱と車の間に挟まれて亡くなった
なんて報告が先生の口から報告されたものでした。
交通事情が改善されて、ガードレールや歩道橋の整備などが進んだことも
あって、現在の日本では交通事故死者数は大幅に減少して、平成21年度の
交通事故死者数は4,914人となり、57年ぶりの低い数値になるようです。
それに対して世界最悪の交通事故国とされているのがインド。
資料のある三年前で、114,590人で一時間当たりに換算すると13人となり
日本の0.56人/時間当たりと比べると約23倍の危険率になるわけです。
日本で法制化・規制されていることとして、チャイルドシートの義務化や
シートベルトの着用、バイクのヘルメット着用などがありますが、インド
では、それらの全ての基本的なルールが守られていないために軽傷で済む
レベルの事故でも重傷になったり死亡することになってしまうようです。
さらに免許証の取得が簡単で、交通ルールを知らないドライバーが増えて
いるということも死亡事故が増える原因だと…それって、危なすぎる理由
のような気がしないでもありません。
そして医療体制が整っていないため、病院で救命措置することが出来ない
という場合もあれば、交通事故の現場で事故を目撃してもトラブルや厄介
な揉め事に巻き込まれることを嫌う国民性から、救急車を呼ぶこともなく
見て見ぬふりをする人が大半であるという要因も相まって、世界でも最悪
と思われる交通戦争の戦場になっているみたいです。
増加し続ける未熟なドライバー、基本ルールが守られないために発生する
大型車との衝突事故、事故後の初動を遅れさせているインド特有の事情、
緊急医療体制の不備等など、まとめてみると難問山積という感じですから
少なくともインドに行く時には交通事故に注意するのは必須ということと
覚えておいて間違いはないと思います。
インドでの死亡者数は「India Today」の記事から抜粋しました。
2010-03-19 23:48
nice!(49)
コメント(4)
トラックバック(0)
共通テーマ:日記・雑感
トラックバック 0
この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
日本は 車だけでなくて 交番や 交通システムなども
官民共同で輸出できるとよいと思うのですが・・・
by スナフキンの子 (2010-03-19 18:56)
スナフキンの子さん:
コメントありがとうございます。
都市交通システムの技術供与など、日本が
果たせる役割もあるでしょうね。
by suzuran (2010-03-19 21:08)
こんにちは。インドの交通事情ご紹介下さりありがとうございます。
交通事故の原因はいろいろあると思いますが、車両同士の事故という場合に多いのは車間距離を詰め過ぎていて先行車の急ブレーキに対処できずにかまを掘るケースです。うちの運転手にも車間距離をもっと取れと何度も言うのですが、「ノープロブレム」と言って平気で急加速して車間距離を逆に詰めます。開けておくと割りこまれるという途上国特有の事情があるように思えます。
バイク絡みでは、とにかく空いてるスペースに割り込んで少しでも前に行こうとするため、路肩ギリギリのところを結構なスピードで走って行ったりしますし、それで平気で車のドアミラーを引っかけたり、車のボディーに傷をつけていきます。
そして、歩行者が最も注意しなければいけないのは横断です。旅行者の皆さん、くれぐれも横断する時はお気をつけ下さい。
by Sanchai (2010-03-21 13:14)
Sanchaiさん:
コメントありがとうございます。
私がインドネシア・バタム島で見た光景と大差ない感じですね。
単車に二人乗りをするオジェという交通機関がありますが、
水溜りの中に突入して、そのまま豪快な水しぶきと共に転倒し
水の表面を石が飛ぶようにお客が飛び、運転していた男性は
突っ込んだ水溜りの中心辺りで単車につかまったままで呆然と
転んでいたという事故を見ました。
強い雨が降っていて路面が滑りやすかったからか、お客の方も
特に怪我もなかったのですが、後先を考えない人の怖さを存分
に見ることが出来ました。
東南アジアでは、やはり事故に注意です。
by suzuran (2010-03-21 18:17)