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ツタンカーメン王の死因はマラリア [海外の話題]
古代エジプトの王族の中でも、多分もっとも多くの人が名前を知っている
と思われるのが19歳の若さで死去したツタンカーメン王だと思います。
墳墓の発掘時に数人の関係者が不慮の死を遂げたことからファラオの呪い
という伝説を残し、亡骸が収容されたのが死因を特定することがまだまだ
困難だった時代だったことから、落下や外的要因に伴う事故死説や毒殺説
など、あらゆる死因が仮説として浮かんでは消え、実際の死因を特定する
ことは無理だとされていました。
しかしながら医学の進歩(医療検査機器の進歩)は、発掘当時には限界で
あった死亡原因の特定にまで踏み込むことが出来たようで、最終的な結論
としては、ツタンカーメン王の死因はマラリアの感染であったことが確認
されたということです。
さらにマラリアによって亡くなった要因として、ツタンカーメン王自身が
生まれながらに病弱であり、骨が壊れる病気であったために、杖をついて
歩かなければならない状態だったこと、何らかの事故によって転倒または
落下をしたことで足を骨折し、命にかかわる重体であったことなどが想定
され、そのような危険な状況だった時にマラリアに感染したことが致命的
だったということまで、研究者の見解として発表されています。
3,000年以上も前に亡くなった人の死因がかなり詳細な部分まで特定する
ことが出来るのに、どうして目の前の変死者の死因すらも特定することが
出来なかったのだろう?と昨年来、話題になっている二人の女性の犯罪者
が起こした事件に絡めて思いますが、研究者の意欲とか時間とか予算とか
いろいろな制約があったことは確かだと思います。
この話題については、また書きたいことが多々あるので別の機会で纏めて
書くようにしたいと思いますが、とにかく3,000年以上前にかなりの重病
を患っていたツタンカーメン王は、日々辛い闘病生活だったでしょうね。
若くして亡くなったことは不幸かも知れませんが、苦痛と共に長い生涯を
生きるよりは本人にとっては安らかな最期だったのかも知れません。
そのように考えると、ファラオの呪いという話はどうなんでしょうね。
何か別の要因で不幸な事故が重なったことを呪いで済ませていたとしたら
当時の発掘責任者にこそ、重大な責任があるように思います。
ちなみに、ツタンカーメン王は美少年で有名ですがミイラの検視結果から
美少年であった証拠はないようです。
太古のロマンが一つ消えましたね。
![]() | 黄金王ツタンカーメンの素顔―世界初のCTスキャン調査 Zahi Hawass by G-Tools |





























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