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ストリートチルドレンとの関わり [環境・エコ]


初めて見たのはインドネシアのある島でした。

夜の10時過ぎに両替商の前で車に乗ろうとした私のところに寄ってきて、
新聞を買ってくれと来たのでした。

そんな時間に朝刊を持ってきてもらっても、その内容は誰もが知っている
事実ばかりですから、全く無意味なゴミなわけですし、さらに決定的に、
無意味なのは私はインドネシア語は読めません。


それでも小学1年生ぐらいの男の子は必死になって取りすがってきます。
別に読めなくてもいいや、そう思って、幾らなんだろうと子どもの持って
きた新聞の値段を見ようとすると、一緒に居たガイド役のお兄ちゃんが、
100ルピアを渡して追い払うようにして車に乗り込みました。

日本人のあんたがあの子にお金を渡したら、そこら中に隠れて様子を見て
いる同じような子どもたちが集まってきて動けなくなってしまうよ。

可哀相だと思ってもらえるのはありがたいけれど、あんた達だけで動く時
は絶対に無視するようにしないと、とても面倒になるということは覚えて
おいた方がいいよ、みたいな忠告を受けました。

あれから数年が経ち、マニラ市内でも同じようにストリートチルドレンを
見かけまして、教会の近くではロザリオや線香、深夜の盛り場では花束
売りつけられます。

悲しい目をして小さな子どもを抱いている女の子、裸足でボロのような服
を着た男の子など、避けて歩くには心が痛む子を見かけます。

でも、お金を渡すと全部親が取り上げてしまって、あの子達はまたお金を
稼ぐために朝から夜までストリートに立ち続けなければならないわけで、
もしも、あの子達にお金を渡す位ならば食べ物やお菓子をあげれば確実に
自分のものに出来るから嬉しいんだよということを、ある女の子に聞いて
からは、なるべくお菓子をあげるようにしています。

angels101.jpg

フィリピンやインド、インドネシアなどの街中を歩く時、もし少しのお金
が余ったならば小袋のお菓子を買って持ち歩くようにしてあげて下さい。

必ず、どこかで、貧乏臭い子達が何か頂戴?とあなたの瞳を見つめて来る
ことがあるはずですからね。

但し、あまりたくさんのお金やお菓子を渡すと一族郎党に囲まれてしまい
なんともならなくなるという場合もありえますから周囲の様子をよく見て
少しでも危険な空気を感じたら足早にその場を立ち去ることも必要です。

子どもたちが少しでも幸せに暮らせるように、どんな人にも出来ることは
きっとあるはずですから小さな国際援助にもお金を使ってあげて下さい。

火焔樹の花―ベトナム・ストリート・チルドレン物語火焔樹の花―ベトナム・ストリート・チルドレン物語

ベトナムの「子どもの家」―ストリートチルドレンと生きる日本人 (ノンフィクション知られざる世界) ストリートチルドレン―メキシコシティの路上に生きる― (岩波ジュニア新書) リアル・ベトナム 人間の集団について―ベトナムから考える (中公文庫) ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索 (岩波新書)

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コメント 8

Sanchai

こんにちは。私どものブログにもniceを下さりありがとうございました。

私はインドにおりますので、suzuranさんのご意見はとてもよくわかります。よく見かけるのは単なる物乞いよりもものを売っている子供です。お金払って買ってあげないと彼らの実入りにならないので、買おうかどうしようかというのはいつも悩みます。

物乞いの多くは老婆、或いは赤ちゃんを抱いた女性(お母さんではないかもしれない)です。あげたお金がその後どうなるのかはわからないのですが、お年寄りをみるといたたまれなくなり、少しだけ寄付したりはします。(他のお年寄りに寄って来られることはありません。)赤ちゃんを抱いた女性は、上前をはねられる可能性が高いので、かなり躊躇します。
by Sanchai (2009-11-14 11:32) 

suzuran

Sanchaiさん:
コメントありがとうございます。

そうなんですよね。
小銭を渡すぐらいのことは、全く惜しいなんて
思いませんが裏で糸を引いて楽をしているのが
いることが見え見えなだけに躊躇します。

マニラからさらに田舎に行ったアンへレスでは
注射針を持った子どもが寄ってきます。

こうなると、物乞いではなく強盗です。
子どもの頃からそんな荒んだ生活をしていて、
大人になったら真っ当な人になるかと言ったら
ほぼあり得ないというのが普通の見解であると
思いますが、アジアでは当たり前の光景だとも
言えるのが難しい問題だと思います。
by suzuran (2009-11-14 19:17) 

ku-chan

 ほんとーに、野球部の子どもたちにも、“野球をさせてもらえることのありがたさ”を考えろ、感謝の気持ちを持て!と口をすっぱくして言い続けておりますが、まぁ、怒られるのが嫌だから神妙な顔をしているだけで、理解はしていないでしょうなぁ。
 いちど、このような生活をしてみたら、野球どころか、学校に通わせてもらえることのありがたさを実感させてやれるんでしょうがねぇ。
 豊かになればなるほど、人間、大事な事を忘れていくのか。自分自身、反省しなければ。
by ku-chan (2010-06-14 13:09) 

雅子

ご訪問とnice!をありがとうございました。

こういう事実の前に、私は何もできないけれど、
何よりも子どもたちに教育を・・と思ってしまいます。
・・・難しいですね。

by 雅子 (2010-06-14 14:34) 

ひろ

はじめまして。
ご訪問&nice! ありがとうございました。
悲しい現実に胸が痛みます。
by ひろ (2010-06-14 15:43) 

suzuran

ku-chanさん:
コメントありがとうございます。

実際に現地の子たちが不幸せだと思っているかは
また別の問題なので、もしかしたら親の目を盗んで
お菓子をもらって生活しているのは、そんなには
不幸なこととは思っていないかも知れません。

ただ、将来を考えたら全く楽観できないわけで、
人として生きることと、生活者として生きることの
バランスが悪いことは確実だと思います。
by suzuran (2010-06-14 23:56) 

suzuran

雅子さん:
コメントありがとうございます。

教育が必要なのは親という見方もできます。
卵が先か鶏が先かの話になってしまいますが。
by suzuran (2010-06-14 23:58) 

suzuran

ひろさん:
コメントありがとうございます。

現実は現実として受け入れて前に向いていく
力は彼らは持っていますから逞しいですよ。

なんでもかんでも削減されている海外援助も
もっと有効な使い方は絶対にあるはずです。
by suzuran (2010-06-15 00:00) 

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