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崩壊に向かうアフガニスタン [海外の話題]
八月から揉めに揉めて、決選投票が行われないまま推移していた大統領を
選出する選挙がようやく終結したアフガニスタン。
最終的には、現職の大統領であるカルザイ氏の勝利宣言で選挙は終わった
わけですが、元外務大臣のアブドラ氏との第一回目の選挙ではカルザイ氏
の不正が公式に認められ暫定結果という表現になってしまったという事実
は相当の重みがあるわけで、大統領の地位を守るために不正をした大統領
が内戦状態に近いような国を本当にまとめていけるのかが謎の状況です。
現政権を後押ししているアメリカ政府は今回のアブドラ氏の立候補辞退を
受け入れると共に、カルザイ氏一人が立候補者という異例な選挙を中止し
決選投票なしでカルザイ氏を当選者にすることにも同意したようですが、
アフガニスタンの国民(投票者)の意思が正式には反映されていないもの
であり、カルザイ氏の対抗勢力として立候補していたアブドラ氏が敵対的
な反政府活動に力を入れることを想定し、さらにタリバンが別の側面から
国内でのテロ活動を継続するとしたら、アフガニスタン国内に平穏な日が
来ることは非常に難しくなるのではないかと思います。
数字的に見てみても、カルザイ氏の支持層が最大限に見積もって40%ほど
それも買収された投票者や国民の利益よりも自分の利益のために現政権を
支持したり、欧米諸国に擦り寄ることで不当な利益を得ている国民不在の
有力者たちからの支持を含めての数字です。
それに対してアブドラ氏の支持者層は20%ほどですが、こちらは買収資金
など用意出来ないという状況でありながらの数値ですから、反政府活動を
行う場合には行動で応えようとする人達だと思います。
そして単純に計算したら残りの40%はタリバンの支持層ということになり
支持者の構成は主に部落民族などの少数民族で、タリバンのイスラム教の
理念をそのまま取り入れているような人達ですが、アメリカなど欧米諸国
は公式にはタリバンの支持層はないものとして扱っているわけなんで更に
和平が複雑になってしまうという懸念もあります。
アフガニスタンはどの方向へ行くのかさえも読めない状況の中いつまでも
関わり続けることに何のメリットがあるのか?国際社会の疑念が高まり、
撤収が始まるのも致し方ない状況であると思います。
![]() | タリバンの復活―火薬庫化するアフガニスタン by G-Tools |





























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