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セックスレス報道を読んで [男と女の営み]


セックスレスの割合の高さでは、世界でもトップクラスの位置にあるのが
日本で、セックスの頻度の調査でも世界41ヶ国のなかで最下位です。

2005年の調査結果なので、ちょっと古いとは思いますが、その後も改善の
方向に進んでいるとは思えないので、どちらかと言えば改悪気味として、
考えた方が良いかも知れませんが、1位のギリシャが年間138回のセックス
回数であるのに対して、日本は年間45回で一つ上のシンガポールが73回と
いうことですから、シンガポールと比較しても60%程度です。


そんなにもセックスをしていない国のはずなのに、性風俗産業の軒数や、
性犯罪・わいせつ行為の件数などは、世界でも上位に位置します。

そんな部分が、海外から日本の不倫を含めたセックス事情について考察を
する場合には不条理というように考えられるというのは、確かにその通り
だと思いますよね。

世界でもっともセックスをしていないはずの国の人が、世界でも最上位に
近い種類と軒数の性風俗産業のある国に住んでいるのですから、とっても
大きな矛盾を感じるのではないかと思います。

このセックスレス自体の調査が、特定のパートナーとのセックスを対象と
しているがために、不倫関係や家の外でのセックス事情は、反映されては
いないということであれば、日本人のセックス回数は二倍まではいかない
までも、シンガポールと同じぐらいの割合にはなるかも知れません。

夫婦間のセックスには飽きたとか、刺激が足りないとか、パートナーとは
出来ないことをしたいとか、理由はいろいろだと思いますが、セックスに
対して、生殖行為以上のものを求め始めた段階で、夫婦間のみのセックス
は終わりを告げて、新たな領域に踏み出すということがあるのでしょう。

現在、日本で少子化と言われていますが、もしもの話として法律上の縛り
のある相手(結婚相手)以外であっても生まれた子どもを育てられる社会
になった場合、子どもの数は増えるかも知れません。

もちろん感情的な部分もありますし、女性の場合は妊娠している事実を、
家庭内で隠すことは難しいと思いますから、夫に内緒ならともかくとして
既婚者の女性が他の人の子どもを生むことは難しいと思いますが、結婚
したくないけど子どもは欲しいという女性が実在するわけですから、全く
ありえないことでもないと思うんですよね。

妻とはセックスをしないけれど、他の女性とならばセックスをする男性は
世の中にたくさんいるわけですから。

というように考えると、セックスレスという言葉の定義は何なんでしょう
パートナーとのセックスをしなくても、他の人とセックスをしていれば、
それは生理的には快感を感じて射精をして、エクスタシーに達してという
状況にあればセックスレスではないわけです。

日本人は、国会で話題になるほどセックスをしなくなったというわけでは
なく、セックスの相手や形態が変わったということかも知れません。

後、日本人はセックスの機会があっても一度だけで満足する人、または、
一度したら復活しないので、一度しか出来ない人の割合が高いという考え
もありますよね。

週に一回、月に四回、年間で48回程度というのは夫婦間のセックスとして
考えたら妥当な線かも知れません。

単にセックスの回数と言っても、いろいろな見方があるので統計資料だけ
を見て、日本人はもっとセックスをしなければというのは、ちょっと違う
のではないでしようか?と思いました。

セックスレスは罪ですか?セックスレスは罪ですか?
高月 園子

セックスレスの精神医学 (ちくま新書) 彼には内緒 私たちのセックス白書 もっと、夫婦は恋できる 夫婦で読むセックスの本 (生活人新書) 続・結婚後の恋愛―セックスレス編 (幻冬舎アウトロー文庫)

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