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怖い病気・アメーバ赤痢 [ヘルスケア]


東南アジアに出かけた人の中には、慣れない水や飲み物に入っている氷で
腹痛を起こす人が珍しくありません…というか、一度や二度位は痛い目に
遭っている人の方が多いのではないかと思います。

そう書いている私も、初めてフィリピンに行った時には、帰国の当日早朝
から、普通の腹痛とはまた少し違う違和感を感じ、マズイかも… (-_-;)
と思いましたが、念のためホテルクリニックで診察してもらったところ
特に感染症などの兆候はないから大丈夫と言われて、その場でもらった薬
で治ってしまったので、大事には至りませんでしたが、一歩間違うと強烈
な下痢や腹痛になる危険性も否定は出来なかったわけです。


東南アジアで意外に多くの人が感染している感染症として、アメーバ赤痢
という病気があります。

本来の赤痢のように赤痢菌に感染するのではなく、原虫(アメーバ)が、
主に腸管内で増殖することによって発症する病気で、擬似赤痢という名前
で呼ばれることもあるらしいです。

もしも、東南アジアに行って下痢をしてしまった場合、イチゴゼリーとか
イチゴジャムがお尻から出てきたとしたら、まず、間違いなくこの病気を
疑うのが早期治療の機会ですから早めに病院に行くようにしましょう。

日本の医者はコレラや赤痢はあまり診療経験が無いので、もし東南アジア
で発症した場合には、現地の病院に行った方が早く確実に治ります。

医療技術の進んだ日本でも、東南アジアで多い病気の場合は、現地の医師
の治療経験数の多さには敵わないと思われます。
適時適切な治療を心がけましょう。

ちなみにアメーバ赤痢による死亡者数は、東南アジア全域で年間約二万人
になるようですから、決して自然治癒するような病気ではありません。
元気に帰ってくるためには、それなりの気配りも重要ですよね。

余談ですが、撃たれたり、刃物で刺されたりした時もフィリピン・マニラ
やタイ・バンコクの医師に日本の医師は敵わないと言われています。

これもまた経験している症例の数が数倍~十数倍ですからね。
このあたりも大きな違いがあると思われますが、もっと大きな問題として
銃撃されたり、刺されたりすることが日常茶飯事という部分が、別の意味
では怖いものがあるのも事実です。

感染地図―歴史を変えた未知の病原体感染地図―歴史を変えた未知の病原体
矢野 真千子

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