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先祖の遺志を理解できない愚か者 [散文・気付き]
和歌山県太地町、知っている人は知っていて、知らない人は全く知らない
沿岸捕鯨の伝統がある海辺の町で、落合博満(現中日ドラゴンズ監督)の
記念館があることでも知られています。
この町と姉妹都市提携をしていたオーストラリアのブルーム市という地方
の都市が太地町の近海で行なわれているイルカ漁に抗議して、全会一致で
太地町との姉妹都市提携の停止を決定したそうです。
太地町との姉妹都市関係は、1800年代にまでさかのぼるものなんだそうで
現在の議会にいる人間は誰一人として生まれていない時代ですがイルカ漁
を容認できないことで全議員が一致したみたいで、不本意ながら姉妹都市
提携の解消をする方向のようです。
しかし、太地町の沿岸捕鯨もまた100年以上の歴史のあることであり最近
唐突に始められたことではないわけですから、姉妹都市提携を行なったと
いう時点では、すでにイルカ漁もしていたはずなんですよね。
と、いうことは当時の人たちは他国の食文化を認め合い、自分達の価値観
を正義として押し付けるようなことがなかったことが証明されたわけで、
現代のブルーム市議会がいかに他国への無用な干渉を行ない、鯨に対する
価値観を押し付けようとしているのかに気付くべきであると思います。
動物保護団体が太地町近海で年間約2000頭のイルカが殺されている様子を
隠し撮りして、映画に仕立ててオーストラリアで上映したところ、一日に
五千通以上の抗議のメールが来たので、姉妹都市提携の解消が議会で討議
されたということなんですが、先祖達がそれなりに何らかの意思を持って
提携したであろう姉妹都市の形を、環境テロリスト達が悪意を持って編集
した映画を見て、逆上してメールを送ってきたような愚か者たちの要望で
提携解消というのも随分な話だとは思いますが、多分、太地町にとっては
痛くも痒くもない話でもあると思います。
カンガルーを虐殺し、コアラに性病(クラミジア)を媒介した野蛮人たち
の分際でイルカ漁をするというだけで日本人を蔑視するのであれば、別に
姉妹都市提携なんて即刻解消すれば良いと思います。
オーストラリア人は、どうしてイルカの話になると人としての理性までも
飛ばしてしまうのでしょうね、理解しづらい人種です。
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