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なぜ死体の性行為を見せたいのか? [男と女の営み]
以前にも人体標本の展覧会(日本では人体の不思議展というタイトルで、
開催されていました。)で死体を使用して、生前の本人たちの意思を確認
することもなくセックスの体位を取らせて展示していることについて死者
への冒涜であると書いたことがありましたが、今度は体位を変えて、再び
セックスの様子を展示しようとしているようです。
ドイツの解剖学者グンター・フォン・ハーゲンスという人体標本の作者が
地元ドイツで展覧会を行なうにあたり展覧会を行なう予定の行政当局から
作品を見えにくくするために、金色のカバーを被せるようにという命令を
受けたという話です。
カバーがかけられたのは「愛の営み」という名前をつけられたセックスの
体位を取らされた男女の標本で、死者を冒涜しているという理由なのか、
猥褻物という視点からなのかはわかりませんが、行政当局の倫理規定上で
何らかの不具合があるからなのでしょうね。
前にも書きましたが、標本用に提供された遺体が本人の意思確認が済んだ
ものなのかは不明ですし、一部の噂では中国で死刑になった遺体を格安で
引き取って標本にしているという話もありますから、本来ならば公共の場
で展示すること自体が問題になるような話だと思います。
さらに無理やり結合させられている男女にとっては、愛し合っているわけ
でもないのに「愛の営み」と名付けられ、好きでもない異性の性器と結合
したままで見世物になるという屈辱的な展示だと思いますが、そのような
蛮行を一度ならずも何度も行なっているハーゲンスという人は、解剖学者
という肩書きではなく、死体愛好家という肩書きの方が遥かに実態を反映
して適切な表現だと思います。
しかし、なぜそこまでして死体にセックスをさせて、その様子を観客達に
見せたいと思っているのでしょうね、とても不思議です。
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