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会社の都合で殺されたのでは? [事件・事故]
有名な土木会社で起きた労災事件の裁判の話なんですが、四国の営業所の
所長に就任後、架空出来高の計上など、不正な経理操作をしていたとして
上司から何度も厳しく叱責され、その挙句の果て鬱病を発症して自殺した
という事件が労災になるか否かという裁判なんですが、裁判長は男性への
指導は不法行為に当たらないとして会社側の責任を認めないという判決に
なったようで、遺族は上告する意向のようです。
で、個人的に一つ不思議に思う点は不正経理が発覚した場合、理由の如何
に関わらず、通常ならば懲戒解雇だと思うんですが、上司が執拗に叱責を
したという点に非常に不可解な部分を感じます。
建設会社や土木関係の企業の違法行為として、よく摘発されるのは賄賂に
使うための裏金の存在なんですが、あくまでも推測として考えた場合には
自殺した所長は経理操作によって「裏金」を作るという任務を上司達から
負わされていたのか、または粉飾決算のための不正帳簿の管理を任されて
いたのではないかと思います。
ところが社内に監査法人が入ったなどの理由で、発覚しないはずの不正が
発覚したことから、上司は任務の遂行の不手際について叱責をしていたと
いうことなのではないかと個人的には推察します。
普通に経理の不正だったら、上司が何度も叱責する以前に会社内の懲戒で
罰せられるはずであり懲戒解雇にしても、出勤停止にしても罰を受けたら
それ以降の叱責は全て過剰な叱責であってパワハラだと思います。
だが裁判長は過剰だとは認めなかったということは逆に正当な叱責だった
と認定しているわけで、不正経理という重大な犯罪行為に対して会社側は
上司の叱責だけという処分を適用したわけで、何らかの隠し事があったと
いうことを示唆しているように感じてしまうのは、私の性格が悪いことと
関係があるのでしょうか。
本来なら「裏金」を捻出することを目的に所長にしたのに、それに失敗し
懲戒解雇で処分しようとしたら本人が事件の顛末を新聞社にリークすると
言ったために、処分を撤回したものの会社にとっては邪魔な存在のため、
毎日ネチネチと苛めて鬱病にさせた上、自殺にまで追い込んだというのが
結構、真っ当な見方ではないかと思います。
本当の問題を明るみに出される前に、闇から闇へと葬り去ろうという計画
で、本当に悪いのは上司とその取り巻き連中だったということだったら、
ドラマみたいですが、この土木会社は会社として終わっていますね。
怖い話に無理やり仕立ててしまったように思いますが、このような疑念の
ある会社の担当者にご冥福をお祈りしますと言われてもなぁ…なんて。
いろいろ考えてしまう事件でした。
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